おむつ替えのタイミングと頻度は?
おむつ替えは、赤ちゃんが快適に過ごすためにとても大切。まずは、どんなときに替えるのかをざっくり押さえておきましょう。
- おしっこお知らせマークが変色していたら、おしっこサインです。
- 授乳の前後は、おむつ交換のリズムを作るのにおすすめ。
- 食事のあともおしっこ・うんちが出やすいタイミング。
- 赤ちゃんが不快そうにしている、においが気になるときもチェックを。
- 寝起きやお昼寝後も、まずはおむつを確認。
- 夏場のムレはおむつかぶれの原因に。おしっこしていなくても、肌トラブル防止のために替えることも。
新生児期の頻度目安
- 新生児:1日10〜13回(1時間〜2時間おき)
- 生後3ヶ月:8〜10回
- 生後6ヶ月:6〜8回
夜中のおむつ替えは、おしっこだけなら吸収力の高いおむつであれば朝までそのままでもOKな場合も。ただし、うんちや背中漏れ・赤ちゃんが不快そうにしている場合は必ず交換しましょう。
新生児のサイズ感とおむつ選びのポイント
初めての赤ちゃんって、思ったよりずっと小さい!
新生児の体格イメージ
- 体重:2.5〜4.0kg前後
- おむつサイズ:新生児用(〜5kg)
- おむつ1パックあたり:約90枚前後(メーカーによる)
新生児期は1日10〜15回おむつ替えが必要なので、1〜2パックほど用意しておくと安心です。成長が早い子だと、2週間ほどでサイズアウトすることも。
サイズ展開の目安
サイズ | 体重の目安 | よく使う時期 |
---|---|---|
新生児 | 〜5kg | 生後0〜1ヶ月 |
Sサイズ | 4〜8kg | 生後1〜3ヶ月 |
Mサイズ | 6〜11kg | 生後3〜12ヶ月 |
Lサイズ | 9〜14kg | 1歳〜2歳頃 |
おむつ替えに必要なもの
準備ができていると、焦らずスムーズに交換できます。
- 紙おむつ
- 赤ちゃん用おしりふき
- きれいなタオル(下に敷く)
- ぬるま湯+コットン(うんちがこびりついたときに)
- ワセリンやおしりクリーム(肌トラブル予防に)
- おむつ専用ごみ箱(におい対策)
夜中用のポイント:
- おしりふきを温めておくと赤ちゃんが目覚めにくい(ウォーマーや湯たんぽでOK)
- 明るすぎるライトはNG。オレンジ系のやさしい授乳ライトや足元ライトがおすすめ
おむつ替えの具体的な手順
- 声をかける:「おむつ替えようね〜」と話しかけて安心させます。
- 新しいおむつをセット:あらかじめ広げて、お尻の下に差し込みます。
- 汚れたおむつを開く:テープを外して、おしっこ・うんちの状態をチェック。
- 拭き取り:
- 拭くときは前から後ろへが基本(女の子は感染予防)
- 男の子は陰茎の裏側にも注意して優しく
- うんちが取れにくいときはぬるま湯やコットンを活用。こすらず押さえるように拭く
- 汚れたおむつの処理:内側に巻き込みながら丸めて、テープで留めます
- 新しいおむつを当てる:必要ならワセリンなどを塗ってから装着
- 調整:
- 指2本入るくらいの余裕をお腹部分に
- 新生児のおへそはかぶらないように
- 男の子はおしっこが上に飛ばないよう下向きに
- 足回りのギャザーを整える
- 声かけで完了!:「気持ちよくなったね〜」「すっきりしたね!」
おむつかぶれの予防と対策
主な原因
- 長時間の尿・うんちとの接触
- ムレや汗
- おしりふきによるこすれ
予防ポイント
- こまめなおむつ替え:基本中の基本!
- やさしく拭く:ゴシゴシせず、ぬるま湯&コットンもおすすめ
- 乾燥させる:拭いたあとに少し風を当てるだけで◎
- 保湿剤でガード:ワセリンなどで予防
- サイズの見直し:きつすぎると摩擦&かぶれの原因
- 通気性の良いおむつを選ぶ
- お風呂では手のひら洗い:泡タイプのせっけんで優しく洗う
- 生活リズムを整える:寝不足や不快な室温も肌トラブルに影響
病院へ行く目安
- 赤みがひかない・広がる
- ただれや浸出液がある
- 赤ちゃんが痛がって泣く・お風呂でしみる
- カンジダの疑い(シワの奥の赤みなど)
→ 早めに小児科・皮膚科へ相談を!
紙おむつと布おむつ、それぞれの特徴(※参考程度)
紙おむつ
- 吸収力◎で手軽
- ごみが多く出る・臭いやコストはややネック
- 最近はパンツタイプを新生児から使う人も増加
布おむつ(最近はあまり使われないが参考として)
- 繰り返し使えるから経済的・環境にやさしい
- 洗濯や準備が手間
- トイレトレーニングに効果的という声も
→ 日中は布・夜や外出時は紙、など使い分けもOK

筆者の友人でも使用したことがあるのは1人しかいませんでした
使用済みおむつの捨て方とにおい対策
- トイレに流さず、可燃ごみとして捨てる(自治体ルールに従う)
- うんちはできればトイレに流してからおむつを丸める
- ビニール袋+新聞紙でにおい対策
- おむつ専用ごみ箱があると便利
- 防臭袋や消臭スプレーもおすすめ
- 外出時は持ち帰りがマナー!防臭ポーチがあると安心
パパのためのちょい足し育児ヒント
- 赤ちゃんが泣いてイヤがるときは「おもちゃ」や「歌」で気をそらす」
- 役割分担&ToDoリスト化でママの負担を軽減!
- 「完璧を目指さない」ことが大事。育児はチーム戦です!
赤ちゃんの“最初のケア”だからこそ、パパの出番
おむつ替えは、ただの「作業」じゃなくて、赤ちゃんとのコミュニケーションの時間でもあります。慣れるまではドキドキするかもしれませんが、何度かやればすぐコツがつかめます。
「できた!」という成功体験が、育児への自信にもつながりますよ。
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