出産ってお金がかかるイメージ、ありますよね。でも実は、条件を満たせば「もらえるお金」や「戻ってくるお金」がいくつもあります。この記事では、パパ目線でわかりやすく出産時の給付金・手当・補助制度をまとめました。
出産でもらえるお金🎁
1. 出産育児一時金
- 支給額:1児につき50万円
- 対象:健康保険加入者(パパ・ママどちらでも可)
- 申請方法:多くの医療機関が「直接支払制度」に対応しており、手続きは病院側が代行
2. 児童手当
- 支給額:0〜3歳未満は月15,000円
4〜18歳までは月10,000円 - 対象:中学生までの子どもを養育している保護者
- 申請先:住民票のある市区町村役場
※令和6年10月の法改正により所得制限が無くなりました。
3. 出産手当金(ママの産休中の給与補填)
- 支給額:標準報酬日額の約2/3
- 対象:ママが会社員(健康保険加入)で出産のために休業した場合
- 申請先:健康保険組合 or 協会けんぽ
4. 育児休業給付金
- 支給額:育休開始から180日までは給与の67%、以降50%
- 対象:雇用保険加入者で、1年以上勤務していることが基本条件
- 申請先:勤務先を通じてハローワーク
医療費が戻る制度💡
1. 高額療養費制度
- 内容:医療費の自己負担が高額になった場合、一定額を超えると払い戻し
- 対象:健康保険加入者
- 事前に準備:「限度額適用認定証」をもらっておくと窓口での支払いが軽減
2. 医療費控除(確定申告)
- 内容:1年間で10万円を超えた医療費について、所得税が一部還付される
- 対象:世帯合算OK。通院費や薬代、交通費(公共交通機関)も含む
- 手続き:確定申告(e-Taxでも可)
もらえなかったときのチェックポイント⚠️
- 健康保険や雇用保険に入っていない
- 申請期限を過ぎてしまった
- 必要書類の提出漏れ
⇒ 該当しない場合は、自治体の独自支援制度をチェックしてみましょう!
❓ よくある質問(Q&A)
Q. パパが育休を取ってもお金はもらえるの?
A. はい、雇用保険に加入していて条件を満たせば「育児休業給付金」がもらえます。
Q. 自営業だとどの制度が使える?
A. 出産育児一時金や児童手当は対象です。ただし、出産手当金・育児休業給付金は対象外になることが多いです。
Q. 離職中や転職後でももらえる?
A. タイミングによってはもらえることもあります。加入期間や条件に注意が必要です。
✅ まとめ|制度を知れば出産費用の負担は減らせる!
出産にかかる費用は高額に見えても、実はさまざまな支援制度でカバーすることができます。パパとしても、制度を知っておくことで家族の安心に繋がります。
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